1. 設立の背景
東日本大震災及び原子力災害によって失われた福島県浜通り地域等の産業を回復するために、2017年5月に「福島復興再生特別措置法改正法」が成立し、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」が推進されています。
本構想では、廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、医療関連、航空宇宙の重点6分野を軸に、裾野の広い産業集積の形成に向けて、研究開発や実証、拠点整備、企業立地の促進、人材育成等の取組を進めています。
本構想では福島県浜通り地域等の強みや特色を生かして新しい技術やサービスを生み出し、国・自治体・企業・大学等が連携して、研究開発から産業化、地域経済への波及までを一体的に推進することで、新たな産業と雇用を創出し、同地域の自立的・持続的な産業発展につなげて創造的復興を実現することを目指しています。
福島県は令和8年度からの第3期復興・創生期間(5年間)において、「医療関連」分野における「創薬関連産業コミュニティ基盤整備事業」を新たに開始いたしました。

2. 目的と活動方針

本事業は、浜通り地域等に集積した創薬関連ベンチャー企業等の成長支援及びバイオ技術人材の育成・確保を通じて、創薬関連企業の定着・継続的発展及び集積促進を図り、雇用の創出と経済の活性化等により復興に貢献することを目指します。
福島県浜通り地域に立地する創薬関連企業をコア企業とし、県内外の創薬関連企業及びアカデミアや自治体との連携の下に、ビジネスマッチング・共同研究等の機会提供や人材育成・確保を目的とした「コミュニティ」の設立・推進に向けて始動いたしました。
本事業の事務局は一般財団法人福島医大トランスレーショナルリサーチ機構が担います。
本コミュニティは、総合型コミュニティを目指し、オンラインとオフライン双方の利点を生かした「デュアル型コミュニティ」として構築・運営します。 地理的な参加難易度や時間に依存しないというオンラインコミュティのメリットを生かすために会員企業専用ウェブサイトを構築し、「共有データベース」や「ウェブプロモーションサイト」「人材育成用サイト」等も包含した、「コミュニティ、マーケティング統合型ウェブサイト」を運用し、福島医大TR機構が核となって積極的な情報共有・交換の場を定期的に提供して会員企業の満足度を高めることで、コミュニティ全体の熱量を高めます。また、本コミュニティはフランクかつフラットなネットワークとして設計し、メリットを最大化します
3. 会員のメリット
本コミュニティご入会の具体的なメリットとして、以下のようなことが挙げられます。
- 課題解決と共創: 会員企業の製品・サービス等の改善に役立つアイデアを享受できる。また、コミュティ内或いは会員企業間同士で、課題解決のための解を見出す一助となる。
- 協業・顧客獲得の促進: 本業務が提供するプラットフォームやイベント等による交流により、マッチング機会の増加による協業・顧客獲得や人財育成等に繋がる。
- 専門情報の入手と発信: 会員企業にとって有益な情報(業界、専門技術、学会情報等)入手、プロモーション機会の享受等の恩恵を受けることができ、自社の成長のための一助となる。また、コミュニティを通じて顧客候補等の情報や意見を集めることができる。

4. 本コミュニティの概要

本コミュニティの概要は以下のとおりです。
- コミュニティ事務局
一般財団法人福島医大トランスレーショナルリサーチ機構 浜通り第一研究所
〒975-0031福島県南相馬市原町区錦町2-60-1 錦町複合ビル2階(本部:〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地 福島県立医科大学 災害医学・医療産業棟1階)
コミュニティマネージャー: 今井順一(福島医大TR機構副理事長、技術移転部 部長) - コミュニティ入会条件、会員種別 等
- コミュニティ入会対象は創薬関連企業及び、本コミュニティ活動の趣旨に賛同する賛助会員(アカデミア、地方自治体等)とする。
- 会員企業は以下の4区分とし、展示会出展や講習受講等の費用面での支援は会員企業Aを対象とする。
会員A: 浜通り地域に拠点を有する企業
会員B: 福島県内に拠点を有する企業
会員C: 福島県外に拠点を有する企業
会員D: (賛助会員): アカデミア(個人を含む)、地方自治体 等
- 会費: 無料
以上、各位におかれましては本コミュニティの趣旨をご理解賜りまして、是非ご参画をご検討賜りますようお願い申し上げます。
